国際水理環境学会のアジア太平洋地区会議 論文賞学生部門 金賞受賞
8月19-23日に韓国済州島で開催された国際水理環境学会のアジア太平洋地区会議(18th Congress of the Asia & Pacific Division of the International Association for Hydro-Environment Engineering and Research, IAHR-APD 2012)で、東京工業大学博士課程3年のLiu Tongさん(指導教員:木内先生)が、Student Competition Award(学生部門論文賞)でゴールドメダルを受賞ました。事前にノミネートされた学生優秀論文12件から金賞1名、銀賞2名、銅賞3名が選ばれます。 論文名は、Liu Tong and Tsuyoshi Kinouchi, Glacier Mass Balance and Catchment-scale Water Balance in High Altitude Regions. Liuさんはプロジェクト流出グループの一員として、木内准教授指導の下、Tuni貯水池流域(プロジェクトのテスト流域)を対象として、水収支の季節特性について綿密なデータ解析を行いました。熱帯氷河、半乾燥地域、湿地、標高4300m以上という極めて独特かつ複雑な流域環境の機能を明らかにしたことは学術的に非常に意義があります。また、工学的にもこれらの成果はプロジェクトがTuni貯水池流域に適用する流出モデルの適用・検証に役立ちます. Liuさん,おめでとう! |
第3回 GRANDE Cafe July 20, 2012
GRACNE Cafeはボリビア側カウンターパート機関によるプロジェクトのアウトリーチ活動で、今回が3回目、ラパス市水道協会で開催となりました。真砂先生が招待を受け、ラパス市水道協会において講演しました。病原性微生物に関する河川環境の評価に関する内容で、大学研究者、学生、水道機関関係者に対して分子生物学を用いたアプローチ、途上国における研究成果について紹介しました。 |
ラパス市議会,水セミナー講演 July 19 and 24, 2012
ラパス市議会からの要請を受け、7月19日の市議会でプロジェクトの概要を説明しました。ボリビアでは水管理に関するたくさんの先進国援助がはいっていますが、今後の水資源を議論する数少ない案件として注目を集めているためです。 |
7月24日には、ラパス市議会主催の水セミナーで基調講演を行いました。水資源関係者、一般市民を対象とし、気候変動と水資源管理に関する議論の場となりました。 |
福島大学 海外学術セミナーのお知らせ, July 7 2012
アウトリーチ活動の一環として,学部生・大学院生を対象とした下記のセミナーを実施します。本案件の活動内容、学術研究を通した途上国の気候変動適応と水資源政策支援について紹介します。さらにセミナーでは水分野における途上国支援について議論の時間を設ける予定です。 |
------------------------------セミナー概要------------------------------ |
日時 | 平成24年7月4日(水)10時20分〜12時20分 | |
場所 | 福島大学 理工学類研究実験棟 6F 地球環境実験室<アクセス> | |
講演者 | 朝岡良浩,東北大学大学院工学研究科土木工学専攻 | |
講演題目 | ボリビア国の氷河後退に対する水資源管理適応支援 |
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3rd GRANDE Workshop, January 11, 2011
日本・ボリビア両国の水マネジメントに関する研究発表を予定しています。 |
--------------------プログラム-------------------- 日時:平成23年1月11日(火) 場所:東北大学工学部総合研究棟11F講義室セミナー室<アクセス> |
14:20 | プロジェクト・ワークショップの趣旨説明 田中 仁 教授,研究代表,東北大学大学院工学研究科 |
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14:35 | Integrated Water Resources management in LaPaz and El Alto City
Ing. Msc. Juana Mejia,サンアンドレス大学水理研究所 |
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15:05 | Statistical Analysis of Distributing Cost in Water Supply Systems 奥村 誠 教授,東北大学東北アジア研究センター |
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15:35 | 総合討論 | ||
16:05 | 終了 |
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2nd GRANDE Workshop, November 22 2010 報告
サンアンドレス大学からEdson Ramirez博士,Ramiro Pillco博士を招聘して開催されたワークショップは、参加者が40名に達し、リモートセンシングを用いた雪氷圏の広域モニタリング,土砂輸送モデリングに関する研究成果について熱心な議論が交わされました。総合討論ではプロジェクトの対象地域の住民対応に関する問題、水文気象モニタリングシステムの設置状況とデータマネジメント、降雨量の高度分布について議論しました。 |
Dr. Edson Ramierz UMSA-IHH 副所長 |
Dr. Ramiro Pillco UMSA-IHH 主任研究員 |
田中 仁 教授 東北大学大学院工学研究科 |
風間 聡 教授 東北大学大学院工学研究科 |
梅田 信 准教授 東北大学大学院工学研究科 |
真野 明 教授 東北大学大学院工学研究科 |
懇親会 |
2nd GRANDE Workshop, November 22, 2010
日本・ボリビア両国の(1)雪氷グループ,(2)土砂グループ,の研究内容にテーマを絞り,成果発表と討論を予定しています。ワークショップの後には懇親会も予定しています。 |
---------------プログラム--------------- 日時:平成22年11月22日(月) 場所:東北大学工学部総合研究棟1F講義室(101)<アクセス> |
14:30 | プロジェクト・ワークショップの趣旨説明 田中 仁 教授,研究代表,東北大学大学院工学研究科 <発表ファイル> |
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14:45 | GLACIER MONITORING IN SOUTH AMERICAN TROPICS USING ALOSPRISMSATELLITE IMAGES AND PHOTOGRAMMETRIC TECHNICS Dr. Edson Ramirez,サンアンドレス大学水理研究所 副所長 <発表ファイル> |
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15:15 | Estimating snow distribuition over the catchment scale using the Advanced GPS technology 風間 聡 教授,東北大学大学院工学研究科 <発表ファイル> |
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15:45 | 休憩 | ||
16:00 | Climate changes impact on the water resources avilability in the Altiplano & on the erosion processes -Challanges for its observation and erosion rate assesment in the Tuni glacier watershed, Altiplano- Dr. Ramiro Pillco,サンアンドレス大学水理研究所 主任研究員 <発表ファイル> |
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16:35 | Numerical simulation of 2D flow and sediment transport at a river entrance
田中 仁 教授,東北大学大学院工学研究科 <発表ファイル> |
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17:05 | 総合討論 梅田 信 准教授,東北大学大学院工学研究科 |
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17:35 | 終了 |
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1st GRANDE Workshop, January 27 2010 報告
サンアンドレス大学から研究者3名を招待して開催されたワークショップは、参加者が50名に達し、有益な情報共有の場となりました。プログラムでは、田中 仁教授(GRANDE研究代表)からプロジェクトの概要と進捗について説明があり、続いてIHH研究者によるボリビア国における水資源研究、東北大研究者による観測・モデル研究の紹介と討論が行われました。特にEdson Ramirez博士による熱帯氷河の気候応答に関する研究成果は、気候変動に関する政府間パネル第4次報告書(IPCC,AR4)に掲載されていることもあり、高い関心を集めました。また、総合討議では水資源管理適応策の方向性について両国間で活発な議論が交わされました。 |
田中 仁 教授 東北大学工学研究科、GRANDE研究代表 |
Dr. Edson Ramierz UMSA-IHH 副所長 |
Mr. Andres Callizaya UMSA-IHH |
Mr. Marcelo Gorritty UMSA-IIDEPROQ |
山崎 剛 准教授 東北大学大学院理学研究科 |
梅田 信 准教授 東北大学大学院工学研究科 |
Mr. Do Nam Hoai 東北大学大学院工学研究科博士課程後期 |
1st GRANDE Workshop, January 27 2010
日本・ボリビア両国の研究者が東北大学に集結してワークショップを開催します。今回はサンアンドレス大学の研究者3名によるボリビア国の氷河・水資源研究に関する講演、日本側研究者による水資源予測のための積雪・流出・水質の各モデルに関する講演を予定しています。ワークショップ後には懇親会も予定しています。 |
---------------プログラム--------------- 日時:平成22年1月27日(水) 場所:東北大学工学部総合研究棟11Fセミナー室<アクセス> |
14:00 | プロジェクト・セミナーの趣旨説明 (田中 仁,東北大学大学院工学研究科)<発表ファイル> |
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14:15 | Climate change, glacier retreat and water resources availability in high mountain cities: case of Bolivia (Edson Ramirez,サンアンドレス大学水理研究所)<発表ファイル> |
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14:45 | Water Supply System of La Paz and El Alto Cities, Today and Tomorrow (Andres Callizaya,サンアンドレス大学水理研究所)<発表ファイル> | ||
15:15 | Studies of Water Quality in the Basin of La Paz city, Bolivia (Marcelo Gorritty,サンアンドレス大学化学分析調査研究所)<発表ファイル> |
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15:45 | 休憩 | ||
16:05 | Snow models based on heat balance (山崎 剛,東北大学大学院理学研究科)<発表ファイル> |
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16:35 | The Newest Technology on Short-Term Flood Forecast (Do Nam Hoai,東北大学大学院工学研究科) <発表ファイル> |
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17:05 | Environmental Hydrodynamics in Lakes and Reservoirs -Measurements and Computations- (梅田 信,東北大学大学院工学研究科)<発表ファイル> |
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17:35 | 総合討論 (風間 聡,東北大学大学院工学研究科) |
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18:05 | 終了 |
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